PCR検査の方法には、基本的に防護服を着て、更に細心の注意を払いながら行います。
検査の実態はこんな感じだということです。↓
動画の様に、一人検体採取するにも大変な労力が必要です。
また、動画の9:30辺りからあるように、防護具の脱着は大変で、少しのミスも許されない大変気を使うものとなっています。
これを連続で多数の患者さんに行うとしたら・・・どれ程大変か想像つくと思います。
更に、これらの完全防備をするためには
・防護服(使い捨てガウン)
・マスク(ウィルスを通さない特殊なモノ)
・ゴーグルまたはバイザー
・首の部分にネックガード等
・手袋
などを都度消費する事となります。
そう、検査を大量に行うとすると、ものすごい物資量が必要となるのです!
実際、多くの新型コロナ受け入れ現場で物資が足りなくなっております。
現実問題として、現在医療現場からは「マスクは一日一枚」、「防護服は数日洗って使いまわす」、など、物資不足が深刻であることが、SNSなどを中心に、医療現場からの悲鳴として数多く投稿されています。
その事情は全世界同じで、物資や時間の節約よりも、まずは
ドクターを守る事が一番大事!
と言うことで、数々の方法が考案され、現在、ドライブスルー型、ウォークスルー型、自宅訪問、キットの送付など、いろいろと考案されています。それぞれのパターンのメリット・デメリットを簡単にまとめてみました。
ドライブスルー型
<メリット>
個人の車内で検体採取を行うので、消毒の必要が無く、スピーディーに行う事が出来る。
<デメリット>
屋外で医師が車外から検体採取を行うので、検査以外の問診、カルテの作成、患者の質問や不安への対応が難しい。
屋外とは言え、暴露を受ける可能性はあり、防護服等の着替えも必要となり、ドクターの負担・物資の消耗は小さくない。
自動車の所有率の問題から、大都市圏と言うより地方に向いている。レンタカーで来られると拡散の恐れもある。
待機する事も考えると、かなり大きな場所、交通整理などが必要となる。
ウォークスルー型
<メリット>
ドクターへの暴露リスクは極めて少なく、大量にスピーディーに検体採取が出来る。
防護服等の消費が少なくかなりの節約になる。
<デメリット>
問診や検査以外の対応が難しい。
設備が大きいので、消毒にかなりの労力がかかる。一回々の消毒は非現実的。
設置型なので、移動が難しいく、費用も高額となる。
予約制となった場合、個々に病院行く事との違いが見いだせない。
訪問型
<メリット>
拡散が防げる。外出禁止令下では効果的。
<デメリット>
ドクターの負担が甚大。
訪問場所や時間の調整が大変。
暴露リスクは解消されていないし、防護具の消費量は多い
キット送付型
<メリット>
いつでもどこでも出来る、お手軽、ローコスト
<デメリット>
検体採取方法が確実でない。
キットの判別精度もマチマチで、確実性が低い。
陽性の場合の対処が難しい。
以上の様に、それぞれにメリット・デメリットはあります。
でも・・・これらの問題を解決したのが
スターボールシールド なのです。
スターボールシールドは、あのダイヤモンドプリンセス号でも治療に従事された某大学病院のドクターが、日本でいち早くPCR検査の問題点に気付き、その問題を解決すべく当社と一緒に開発したものです。
スターボールシールドの特徴
・安価
・移動も簡単
・あらゆる場所で使用可能
・問診、カルテの記入も可能
・直接の暴露リスクを軽減
・ドクターの精神的重圧も軽減
・防護具を着替えずに出来るので、防護具の節約にもなる。
・撥水加工のダンボールなので、ウィルスの生存期間が短い。
是非とも、全世界に広まって欲しい・・・
表にまとめてみました!
防護服のみ | ドライブスルー | ウォークスルー | スターボール | |
医師の診察のやりやすさ 診断エラーを減らせるか | × 問診・カルテ記入難しい | △ | △ | ◎ |
診察前の防具の消毒のしやすさ 検査により患者が感染するリスク | × 常に危険に さらされる | ◎ 必要なし | △ | 〇 |
医療従事者への暴露リスク | × 暴露時、即退避が必要 | △ | ◎ | ◎ |
検査スピード | × | ◎ | ◎ | 〇 |
防護服・マスク・ゴーグル等の備品消費量 | × 一人一人で 交換が必要 | 〇 | ◎ | ◎ |
設備費用 | 〇 | 〇 | △ | ◎ |
特徴 | 多数の検体採取は現実的ではない。 | 地方及び郊外都市向き: 個人の自動車で行うので消毒は 要らないが、詳しい問診は出来ない。 広い場所が必要。 | 大量検査型: 大都市で大量に検体採取するのには 向いているが細かい消毒などは 難しく、また詳しい問診出来にくい。 大がかりな設備が必要で移動は難しい。 また、設備費用が高額になるため、 地方自治体や一部の大型病院などで しか実施できない。 | スターボールシールドは、 どこでも使用できて、 細かい問診も可能。 被験者全体を囲うので医師の 安心感もある。設備費用も ローコストで押さえられる! |